実はタワーマンションの壁は石膏ボード!?

タワーマンションと言えば誰もが一度は住んでみたいと思う憧れのマンションですよね(*´ω`*)

でももしかすると今住んでいるマンションよりもタワーマンションの隣の部屋の歩く音や物を動かす振動の音の方がよく聞こえますよと言われるとどうでしょうか?

「そんな馬鹿な!!」と思われるのも当然です。

タワーマンションといえば高級なイメージですよね、高級だから防音もしっかりしていると通常であれば考えてしまいがちです。

でもタワーマンションの構造上仕方のない問題でした。

まず外壁には軽量気泡コンクリート版(ALC版)が用いられています。

ALC版とはセメントと空気を混ぜて工場生産されたパネルで、幅は60㎝~1mほどで重さはコンクリートよりもかなり軽く断熱性が高いです。

タワーマンションの外壁はこれを並べ、つなぎ目はコーキング材という樹脂系の材料で塞ぎ雨水などの侵入を防いでいます。

そして一般的な低層RCマンションの場合は部屋と部屋の間の壁はコンクリート(湿式壁)ですがほとんどのタワーマンションは、部屋と部屋の間の壁がコンクリートではありません\(◎o◎)/

タワーマンションは高い物だと60階以上もありますが、低層マンションと同じように壁をコンクリートで作ると上層階が非常に重くなります。

それを支えるために柱などを太くすると、材料費や建築費が高くなります。

そこでほとんどのタワーマンションは建物全体の重量を軽くするため部屋と部屋の間の壁に、吸音材を防火の石膏ボードで挟んだ「乾式壁」を採用しているんです。

逆にタワーマンションの低層階の壁は通常のコンクリート(湿式壁)が使われて防音がしっかりしており、賢い人はあえて価格も安い低層階を選んだりしています。

最後に全てのタワーマンションの騒音が聞こえやすいわけではありません、聞こえやすい物件もあれば聞こえにくい物件もありますので参考になれば幸いですm(_ _)m

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