2017年の11月のお話です。
当時私は会社員で会社を辞める前に、物件をもう一つ買いたいと思っていたときに誰もが知っているマンション名で京橋駅から徒歩1分、広さ30.93㎡で1380万円でスーモに載っていましたので早速内覧の申し込みをしました。
ただ心理的瑕疵ありとの記載が…文字を見ただけでぞっとします笑
現場に到着し、周辺を歩いてみましたが京橋駅から徒歩1分で外観も綺麗に保たれておりウキウキしながら室内へ。
入った瞬間に、今までの人生で感じたことのない独特の臭いが鼻にきました。
例えるなら臓物系をかなり放置して、頑張って消臭したが取りきれていない臭いです。
担当者に話を聞いてみますと、洗面所の前で自然死し半年ほど放置されていたとのことですが、今は綺麗にクリーニングをし問題ないとのことです。
クリーニングをしてこの臭いなら、クリーニングする前の臭いは…
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考えるのを止めました。
バルコニーも広く、天井もかなり高いため臭いと自然死がなければすぐに買い付けを入れたくなるような物件でした。
ちなみに自殺と自然死でしたら価格に差が出てきます。
自殺でしたら一般的には相場の2~3割引、自然死でしたら約1割引きとなってます。
これを安いと見るか高いとみるかは人それぞれだと思います。
この物件なんですが値引き額等、私がモタモタ考えている間に買い付けが入ってしまいました。
やはり相場より安いと、そういう訳ありを気にしない人はすぐに買いますよね。
ちなみに良く聞く話で、不動産業者からの事故物件の告知義務のお話なんですが一度入居者を挟めば、次の方にはその物件で過去になにがあったかを報告しなくてよいという非常に曖昧なルールが存在します。
私がもし借りる側、または買主であった場合で過去にあった出来事を告知されなかったら間違いなく文句を言います笑
ですのでルール上は告知しなくても良いかもしれませんが、知識がないばかりに泣きを見る消費者が必ずでてきます。
そういったトラブルを避けるためにも、私は事実を隠さずに告知する方が絶対に良いと思います。