お客様からとある新耐震!?物件の問い合わせがありました(*´ω`*)
このとある物件1982年築ですので、通常であれば新耐震基準の建物になります!
ですが中には1982年築でも旧耐震の物件も混ざっていますので注意が必要です。
旧耐震物件ですとまず耐震基準適合証明書を入手することがかなり難しく住宅ローン控除や登録免許税軽減の特例、不動産取得税軽減の特例、固定資産税の減税措置など様々な恩恵が受けられなくなります。
内覧前に元付けの某大手不動産仲介業者に新耐震かどうかの確認をした所、
某大手不動産仲介業者「1982年9月築ですので私共の認識では新耐震です」との返答がありました。
曖昧な返答をするなと思いながらお客様に新耐震であることを伝え内覧を済ませ、お客様の反応も良く某大手不動産仲介業者に詳細の物件資料を取り寄せ建築計画概要書を確認した所、驚愕の事実が!!
確認年月日が昭和56年5月28日とあり、タイトルの通りまさかの旧耐震でした( ;∀;)
これが昭和56年6月1日以降であれば新耐震基準になっていたのに、わずか3日の差。。。
念の為大阪市の建築指導課や設計事務所、一級建築事務所にも問い合わせしましたがやはり書類上は旧耐震とのことです。
旧耐震ですと、今回の物件は購入の土台にあがりません。
某大手不動産仲介業者にこの旧耐震のことを指摘した所、「はい、この物件は旧耐震ですね。」と某大手不動産仲介業者は物件を数多く取り扱いすぎて細かい所まで把握できていないのではないかと疑ってしまうような返答が。
このまま旧耐震として契約していたらと思うと本当にゾッとします(´゚д゚`)
そして
某大手不動産仲介業者「そういえばこの物件は旧耐震ですが、確か耐震基準適合証明書は取得できると設計事務所から確認しております」とまさかのサプライズが!?
某大手不動産仲介業者「一旦その資料を確認しますね」とのことで僅かな望みにかけ10分後返事が…
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某大手不動産仲介業者「すいません、この物件ではなく違う物件のことでした。」と
ぬか喜びとはまさにこのことです笑
結局この物件は旧耐震だったので破談となりました。
参考になれば幸いですm(__)m