東京オリンピック会場でアスベスト(石綿)が使用!?

今朝のニュースで東京オリンピック会場である東京辰巳国際水泳場(東京都江東区)で、飛散性の最も高い「レベル1」のアスベスト(石綿)が見つかっていたみたいです(´゚д゚`)

アスベスト(石綿)別名いしわたと読みますが、天然にできた鉱物繊維の事で極めて細い繊維で、熱、摩擦、酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいのに安価という特性を持っていることから、建材(吹き付け材、保温・断熱材、スレート材など)、摩擦材(自動車のブレーキライニングやブレーキパッドなど)、シール断熱材(石綿紡織品、ガスケットなど)といった様々な工業製品に使用され高度経済成長時には夢の素材と言われていました。

しかしその夢の素材石綿は肺がんや中皮腫を発症する発がん性が問題となり、現在では原則として製造・使用等が禁止されています。

賃貸で家を借りる時の重要事項説明書にも石綿の有無の調査を行ったかどうかのチェック欄があるくらい重要な問題なのです。

今回のオリンピック会場の完成した建物にアスベスト(石綿)が使用されている場合は健康面に直接的な被害はないと言いますが、その会場で観戦する際あまり良い気はしませんよね。。。

問題はその建物の解体作業をする時にアスベスト(石綿)が飛散し近隣の住民や解体業者とその家族等が被害に合う可能性があるので、何十年後か先の話にはなりますが注意が必要です。

全国各地でも高度成長期にアスベスト(石綿)が含まれた建物が今どんどん取り壊されていますが、きちんと安全確認をした上で処理されていることを願うばかりですm(_ _)m


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